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ポスト&バー大活躍の一戦…道渕先制弾の仙台、湘南MF金子ミドルに屈してドロー

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共に得点を挙げた湘南MF金子大毅(左)と仙台MF道渕諒平

[8.24 J1第24節 仙台1-1湘南 ユアスタ]

 J1リーグは24日、第24節を各地で行い、ベガルタ仙台湘南ベルマーレが対戦した。両者ともに前半から何度もゴールポストやクロスバーに嫌われる決定機をつくった中、後半に1点を取り合って1-1で引き分けた。

 ホームの仙台は前節の川崎F戦(△2-2)から先発1人を変更。FW関口訓充に代わってFWジャーメイン良が12試合ぶりのスタメン入りを果たした。対する湘南は前節の鳥栖戦(●2-3)に続いて高橋健二コーチが指揮。先発2人を入れ替え、MF岡本拓也、MF鈴木冬一が新たに入った。

 最初のビッグチャンスは湘南。セットプレーの流れからボールを拾ったDF山根視来がゴール前に斜めのパスを送ると、ペナルティエリア左の角度のないところに走り込んだFW野田隆之介が強烈な左足シュートを狙う。しかし、ニアサイドで軌道が変わったボールはゴールポストを叩き、チャンスは活かせなかった。

 湘南は前半26分、岡本の折り返しに鈴木がゴール前で合わせたが、人数をかけて守った仙台守備陣を崩せず。32分には鈴木のクロスに野田が反応するも、シュートはGKヤクブ・スウォビィクのビッグセーブに阻まれた。対する仙台はジャーメインの突破で導いた好機からDF永戸勝也が力強いシュートを放つも、左ポストに弾かれた。

 試合がようやく動いたのは後半22分。仙台は左サイドでFW阿部拓馬のパスを受けた永戸が右足でシュート性のボールをゴール前に蹴り込むと、右ウイングバックの位置から走り込んだMF道渕諒平が杉岡を振り切ってワンタッチで合わせ、待望の先制点を奪った。

 それでも湘南は後半30分、MF菊地俊介の縦パスをFW山崎凌吾がワンタッチで落とし、後方で待っていたMF金子大毅がミドルレンジから右足を一閃。力強いシュートはスウォビィクの手に当たったが、そのままゴールマウスに吸い込まれ、同点に追いついた。

 仙台は後半34分、左サイドを突破した阿部の折り返しにFW長沢駿がボレーで合わせたが、強烈なシュートはクロスバーに直撃。両チームともに見所をたくさんつくった一戦は1-1の引き分けに終わった。湘南はチョウ・キジェ監督が不在の中、臨時体制の初白星はならず。仙台は2戦連続引き分けで勝ち点を積んだ。

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