beacon

超満員のホームで大敗名古屋、風間監督は判定に恨み節「もう一度確認してもらいたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

風間監督は判定に恨み節

[8.24 J1第24節 名古屋1-5横浜FM パロ瑞穂]

 2万130人と超満員が詰めかけたホームのパロマ瑞穂スタジアムで、名古屋グランパスが大敗した。「満員の皆さんの前で勝利を届けられなかったのは申し訳ない」と声を落としたDF中谷進之介は、「もう恥ずかしい試合は出来ない」と必死に顔を上げていた。

 開始1分のプレーでゲームプランが崩れてしまった。スピードのあるFW仲川輝人にエリア内への侵入を許すと、DF吉田豊がたまらずファウル。PKと判定され、先制点を許すことになった。

 リズムを狂わされた名古屋に追い打ちをかけたのは後半13分、再び仲川にエリア内に侵入を許すと、DF宮原和也がファウル。得点機会阻止と判断され、数的不利を強いられることになった。

 後半25分にはエースFWジョーに13試合ぶりとなる待望のゴールが生まれたが、焼け石に水。ジョーも「もう過ぎたことなので、学ぶことを学んで、すべてを忘れていきたい」と話すのが精いっぱいといった様子だった。

「何とも言えないゲームだなというところ」と話し始めたのは風間八宏監督。まずは「決定機を決めきれなかったこと」を指摘して攻撃陣に反省を求めるも、「不運」という言葉で判定面への恨み節を続ける。「レフェリーに文句を言うつもりはない」と強調した上だったが、「本当に正しいジャッジだったのかどうか。それでかなり試合は流れるので、そこのところはもう一度確認してもらいたい」と話していた。

(取材・文 児玉幸洋)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP