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移籍拒否のインテルFWにカッサーノ「イカルディは終わった。ピッチに立つことはない」

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インテルFWマウロ・イカルディ

 元イタリア代表のアントニオ・カッサーノが25日、イタリア『メディアセット』のサッカー番組『ティキタカ』に出演し、去就が注目されているインテルのFWマウロ・イカルディについて見解を示している。

 イカルディは昨シーズン途中まで主将を務め、エースとして活躍してきた。しかし今夏に発足したアントニオ・コンテ指揮下において構想外となっており、これまで背負ってきた背番号9番を新エースFWロメル・ルカクに譲り、7番での登録となっている。

 今夏の移籍市場では、ローマやナポリが獲得に乗り出していたが、インテルもしくはユベントスでのプレーを希望しているとされるイカルディは首を縦に振らず、今後の去就が不透明となっている。カッサーノは江蘇蘇寧で出場機会を与えられない日々を過ごした元チェルシーのラミレスの名を挙げ、アルゼンチン人FWの将来を不安視している。

「数か月前に言ったことをもう一度言う。イカルディはラミレスと同じ末路をたどり、ピッチに足を踏み入れることはないだろう。彼は終わった。ピッチを見ることはもうないだろう。イカルディはユーベ(のオファー)を待っているのだろうが、トリノには、ワンダ(ナラ)と2人で歩いていくことになるだろう」

 すると番組に出演していたイカルディの妻で代理人のワンダ氏が反論。「事実ではない。彼はユベントスを待ってなどいない。敬意を払って話をすべきだわ」と指摘した。またイカルディ夫人は、選手の意向を説明した。

「彼はインテルに100%残留したいと考えている。彼が下した結論であり、誰にも決断を強要されることはない。コンテはイカルディを使いたければ使えばいい。彼はインテル以外のオファーをすべて拒否した。他の選手だったら拒否しないようなオファーも届いたが、マウロはインテルのために『ノー』と言ったのよ」

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