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“バルサの超新星”ファティ、レアルのオファーを断っていた

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バルセロナ史上2番目の若さでデビューしたアンス・ファティ

 バルセロナの新星、FWアンス・ファティ(16)は宿敵レアル・マドリーに加入する可能性があったという。スペイン『マルカ』が伝えている。

 FWリオネル・メッシやFWルイス・スアレス、FWウスマン・デンベレの負傷離脱により、フベニールA(U-19)所属のファティがトップチームの練習に参加。25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節のベティス戦で後半33分から出場し、40分に惜しいシュートを放つなど、物怖じせず積極的な姿勢を示した。

 クラブ発表によると、16歳300日でのトップチームデビューは、1941-42シーズンにマルティネス・アルマ氏が樹立した16歳260日の記録に次ぐ2番目の若さだという。息子のデビューを受けて、父親のボリ・ファティ氏は「私の人生で最も幸せな日だ」と喜びを露わにした。

 同紙によれば、ファティはレアルに加入する可能性があったとのこと。ボリ・ファティ氏は「彼が6、7歳のとき、(ギニアビサウから)スペインにやってきた。私は彼より前にスペインにいたが、彼がサッカーをやっていることを知らなかった」と愛息について語った。

「彼がセビージャの下部組織にいたとき、レアル・マドリーは息子にバルセロナよりも良い条件を提示してくれた。だけど、バルセロナは自宅までやってきて私たちを納得させた。セビージャはそれに気付いて怒り、(スポーツディレクターの)モンチは『バルセロナの提示額を教えてくれ。セビージャと契約して欲しい』と言ってきた。だけど、最終的にバルセロナを選んだ」

 バルセロナに登場した新星。すでにメッシは全体練習に合流しているため、次節オサスナ戦で復帰する可能性があるが、爆発的なスピードを持つ16歳ウインガーはトップチームで更なる輝きを放つことができるだろうか。今後の活躍に注目だ。

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