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中田英寿らが所属したボルトンが存続危機…クラブ消滅までのリミットが24時間を切る

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ボルトンが存続危機

 イングランドの古豪ボルトンが存続の危機に立たされている。

 2000年代にプレミアリーグの常連だったボルトンは近年、経営状況が悪化。昨シーズまではチャンピオンシップ(英2部)を舞台に戦っていたものの、今シーズンにリーグ1(英3部)に降格した同クラブは、今年5月に破産申請を行っていた。

 当初は23日午後にクラブを売却することで合意していたものの、翌24日午前にこの契約が破談。そして、イングランド・フットボールリーグ(EFL)から現地時間27日17時までに売却を完了させるか、期限を延長するための適切な理由を提示しなければ、EFLから排除されると通達があったようだ。

 ボルトンの共同管理人を務めるポール・アップルトン氏はEFLから上記の期限を設定されたことを認めた上で、最悪の場合「クラブを閉鎖する手続きとボルトン・ワンダラーズの清算手続きが今週に始められる」とクラブの公式ウェブサイト上で明かしている。

 1888年に始まった世界最古のリーグを創設したメンバーの1クラブであるボルトンは、FAカップ4度の優勝を誇り、2001-02シーズンから2011-12シーズンまで11シーズンにわたりプレミアリーグに在籍。2007-08シーズンにはUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)でベスト16進出を果たしていた。また、中田英寿、西沢明訓、宮市亮がプレーしたことでも知られている。

 なお、このままデッドラインまでにEFLが要求する条件が揃わなければ、存続できるか、このまま消滅するかを判断する14日間の期間が与えられるようだ。また、同じくリーグ1に所属し、財政難に直面するバリーも同日に期限が設定されている。

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