beacon

ビエラ氏率いるニースをイギリス化学企業が買収、創業者は“過去の失敗”にも言及

このエントリーをはてなブックマークに追加

ニースを率いるパトリック・ビエラ監督

 リーグアンのニースは26日、イギリスの化学企業『INEOS』が買収したと発表した。クラブは現在、元フランス代表のパトリック・ビエラ氏が指揮。イギリス『サン』によると、同社創業者のジム・ラトクリフ氏は1億ユーロ(約117億4000万円)の契約金でオファーしていたことが分かっているという。

 ラトクリフ氏は公式サイトを通じて「ここにたどり着く前でには長い道のりだったが、購入を決意した。われわれがINEOSでビジネスをするにあたり、多くのクラブの価値やポテンシャルを見てきたが、ニースが基準を満たしていた。分別ある投資をすることで欧州大会で戦えるチームを作りたい。また重要なのはそれを維持することだ」とコメント。

「ニースには素晴らしい歴史と伝統があり、情熱的なサポーターがいる。彼らはわれわれの旅において、重要な役割を果たしてくれるはずだ。アリアンツ・リビエラスタジアムはとても素晴らしく、成功するチームに不可欠な新しいトレーニングセンターも重要だ」と前向きに語っている。

 一方、同社は2017年にスイスのローザンヌを買収したが、翌年に2部リーグ降格を喫していることにも触れ、「ローザンヌではいくらか間違いを犯したが、われわれは素早く学習した。すでに問題は修正されており、すでに利益も出ている。ピッチ上で成功する必要もあり、これから全力を尽くすことはニースでも変わらない」と意気込んだ。

●フランス・リーグアン2019-20特集
●酒井、昌子の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中

TOP