ニューカッスルの日本代表FW武藤嘉紀は、28日のリーグ・カップで今季初先発を飾る可能性があるようだ。英『クロニクル・ライブ』が伝えている。

　今季でニューカッスル2シーズン目を迎えた武藤。プレシーズンマッチではゴールを決めるなど印象的なプレーを見せていたが、開幕から3試合連続でベンチスタートに。クラブ史上最高額で加わったブラジル人FWジョエリントンが第3節トッテナム戦でもゴールを挙げて勝利に導くなど好パフォーマンスを披露しているため、なかなか出場機会が巡ってこない状況が続いている。

　そんな中、ニューカッスルは28日にリーグ・カップ2回戦でレスター・シティと対戦する。試合前の会見に臨んだスティーブ・ブルース監督は、トッテナム戦で足を引きずりながら交代したジョエリントンについて「ジョエリントンは元気だが、疲れている」とし、コンディションに不安を抱えていることを認めている。

　そして「ジョエリントンのフィットネスによるが、日本人ストライカーはチャンスを得るかもしれない。もしブラジル人FWが問題なければ、彼が先発することになるだろう」と語り、エース次第ではあるが、武藤が先発する可能性を示唆した。

　ブルース新体制の下では、直近2試合で45分の出場に留まっている武藤。リーグ・カップでチャンスを得て、監督やファンへアピールできるのだろうか。

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