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富山が異例の無料招待! 天皇杯での“完売”問題、J3リーグ戦で救済へ

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声明を発表したカターレ富山

 カターレ富山は27日、今月14日に行われた天皇杯3回戦ベガルタ仙台戦に入場できなかったファンらを対象に、ホームゲーム1試合の無料招待券を配布することを決定した。対象試合は31日のJ3第21節の相模原戦。大会によって主管組織が違う中、クラブが異例の対応に打って出た。

 富山は27日、「カターレ富山を応援して頂いている皆さまへ」と題した声明を発表。本拠地の富山県総合運動公園陸上競技場で行われた天皇杯3回戦で当日券が完売したことにより、一部のファンが入場できなかったり、希望したチケットを購入できなかったりする事態があったことを明かした。

 Jリーグが定める入場可能数は18,588人となっている一方、仙台戦での公式観客数は3,228人。主管する富山県サッカー協会によると、オンラインでは13,870席を確保していたが、有効座席数の10%を確保していた実券が完売になった。また小中学生用チケットが完売したことで、余っていた高校生用のチケットが販売される事実もあったという。

 そこで富山は異例の対応策を実施。天皇杯とは異なり、クラブが主管するJリーグの試合に「入場できなかった」「希望のチケットを購入できなかった」ファンを招待することを決定した。試合当日、チケット売り場横の特設ブースで申し出があった人々に対し、メイン自由席1枚のチケットを手渡すという。

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