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マルセイユが今季初得点初勝利! 酒井宏は3戦連続フル稼働、前半に試合が中断…仏で続く根深い問題か

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DF酒井宏樹は3試合連続でフル出場

[8.28 リーグアン第3節 ニース1-2マルセイユ]

 フランス・リーグアンは28日に第3節を行った。日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユは敵地でニースと対戦し、2-1で勝利。今季リーグ戦初白星を手にした。酒井は右サイドバックで3試合連続フル出場している。

 酒井は27日、自身のツイッターで第2子誕生を報告。新たな家族が増えた中で心機一転、開幕2試合未勝利のマルセイユは今季初勝利を手にすべく、敵地での戦いに挑んだ。

 前半28分、試合は突如中断され、両チームの選手たちは一時的にピッチの外に出ることに。英『BBC』によると、これは一部サポーターが同性愛者を蔑視する言葉を発していたことによるものだという。以前からフランス国内では同様のトラブルが発生。17日に行われたリーグドゥのナンシー対ル・マンでも、一部サポーターが同性愛蔑視のチャントを歌っており、試合が一時中断していた。

 約10分間の中断の後、試合は再開。前半31分にマルセイユが先制点を挙げる。カウンターからFWダリオ・ベネデットがPA右にスルーパス。反応したMFブナ・サールが折り返すと、相手選手に当たってボールはPA外に流れていく。すると、詰めたベネデットが右足ボレーで合わせ、ゴールに叩き込んだ。

 新加入のエースが待望の初得点、そしてマルセイユにとっても今季リーグ戦初ゴールとなった。しかし前半を1-0で折り返すと、マルセイユは後半21分に自陣内でファウルをしてしまい、PKで同点に追いつかれてしまう。1-1と追いつかれた場面で、マルセイユは同25分にFWバレール・ジェルマンを投入する。

 すると今度はジェルマンが敵陣内で倒され、マルセイユがPKを獲得。後半28分にMFディミトリ・パイェが豪快に決め、再び2-1と勝ち越しに成功した。試合はそのまま終了し、マルセイユは今季初勝利。暫定で17位まで落ち込んでいた順位は、13位に上がっている。

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