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土壇場PK、キッカーは旧友…浦和GK西川「僕にとってはビッグチャンスだった」

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PKから失点した浦和レッズGK西川周作

[9.1 J1第25節 湘南1-1浦和 BMWス]

 試合終了間際に与えたPK。キッカーとして浦和レッズGK西川周作の目の前に現れたのは、同い年の旧友であるMF梅崎司だった。「ピンチというか、僕としてはビッグチャンスだった」。自らのセーブでチームを救うべく、過去の経験に裏打ちされた読みで対応したが、蹴り出されたボールは自身が飛んだのとは反対方向に向かっていった。

「一つ止めれば勝利に結びついたところで、力になれなかったことが残念」。

 西川にとって、梅崎は大分トリニータU-18の同期。高校3年間を経て共にトップチームに昇格し、それぞれ別のクラブへの移籍を経験しながらも、浦和でも再び5年間にわたって共に過ごしたという間柄だ。当然日々の練習も通じて、PKの癖も熟知していたが、自身の読みは上回られた。

「司は僕が飛んだほう(ゴール向かって左)にいつも蹴っていた。試合後にも話したけど、彼も『いつもあっちに蹴る』っていうのは言っていたし、昨日だけ今日蹴ったほうに練習していたって言っていた。そこは駆け引きでしたね。チームが離れてから彼と対戦するのは楽しみにしていたし、ロスタイムのPKということで想いはありましたが」。

 どこか清々しそうな表情でそう振り返った西川。PKの前には「この状況を楽しもう。PKよろしくね」とコミュニケーションを取っていたといい、「彼が湘南を引っ張って行っているし、順位も勝ち点も一緒という意味では自分にとっては魅せるチャンスだったけど…」と悔しさものぞかせつつ、旧友との勝負を楽しんでいたようだ。

 もっとも、チームはこれで6試合勝ちなし。そうした状況にはもちろん心苦しさを抱えている。「ブレずにやっていくことが大事だし、チームは勝てていない状況だけど、バラバラにならず、ブレずにやっていくことが良い方向につながっていくと思う」。良い時も悪い時も笑顔を忘れぬ守護神は、苦境打開に向けて力強く前を見据える。

 3日後にはルヴァン杯準々決勝の鹿島戦を控え、「違う大会なので、頭の切り替えが大事」と強調。「(ホームアンドアウェーは)ACLの経験もあるし、GKとしてしっかりリーダーシップを取って、チームをまとめていきたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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