beacon

南野がアジア杯決勝以来のゴール、クラブでの勢いを「代表にも持ってこれた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

果敢にシュートを打ったMF南野拓実

[9.5 キリンチャレンジ杯 日本2-0パラグアイ カシマ]

 クラブでの勢いそのままにピッチで躍動した。シュート数はチーム最多タイの5本。日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)は前半10分にチームのファーストシュートとなる左足ミドルを放つなど果敢にゴールを狙った。

 1-0の前半30分にはDF酒井宏樹の折り返しに右足で合わせ、貴重な追加点。2月1日のアジアカップ決勝・カタール戦(●1-3)以来、国際Aマッチ6点目を決めると、守備でも献身的なハードワークを見せ、90分フル出場で攻守に貢献した。

「チームの勝利に貢献できたことがうれしい。アジア予選前最後の試合で、いい形で行くためにも勝ちたかったし、自分も点を取りたかったので良かった」

 得点シーンはMF中島翔哉から右サイドをオーバーラップした酒井に絶妙なスルーパスが通り、酒井はダイレクトのクロスでゴール前フリーの南野をアシストした。

「(中島)翔哉が(酒井)宏樹くんに出したパスもタイミングがよくて、宏樹くんもナイスパスで自分は流し込むだけだった」

 そうチームメイトに感謝したが、決定機に顔を出せるのも好調の証し。今季、所属するザルツブルクでは公式戦6試合で4ゴール1アシストと好調を維持しており、「チームでもゴールに関わるプレーがいいイメージでできている。それを代表にも持ってこれた」と胸を張った。

(取材・文 西山紘平)

●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

TOP