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無傷5連勝のイタリアに指揮官は安堵も…「相手の退場が枷となった」

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ロベルト・マンチーニ監督が試合を振り返る

 EURO2020予選は5日、第5節1日目が行われた。J組のイタリア代表は敵地でアルメニア代表に3-1で勝利。無傷の5連勝とした。

 イタリアは前半11分に失点を喫するも、同28分にはFWアンドレア・ベロッティが同点弾を決める。すると前半アディショナルタイム1分、DFレオナルド・ボヌッチと競り合ったFWアレクサンダー・カラペティアンが2回目の警告で退場に。数的優位のイタリアは後半32分にMFロレンツォ・ペッレグリーニが、同35分にはベロッティが自身2点目を挙げ、3-1で勝利した。

 前半に数的優位となったイタリアだが、ロベルト・マンチーニ監督は逆に難しい試合展開となったことを明かす。5日、『ライ・スポーツ』が伝えた。

 指揮官は「最悪のパフォーマンスだったかはわからない。なぜなら、簡単なゲームなんてもう存在しないのだから」と語る。1-1で迎えた前半終了間際にはアルメニアの選手が退場となって数的優位に立ったが、「ある意味、レッドカードが私たちの枷となった」と振り返った。

「10人になったアルメニアは守備にシフトし、スペースを与えなくなった。もし彼らが11人だったらもっと攻撃的だっただろう」

 イタリアは9日にフィンランド代表と対戦する。なお、MFマルコ・ベッラッティが累積3回目の警告を受けて次戦出場停止に。指揮官は「何が起こったかわからないけど、気にしなくていい。(ステファーノ)センシがプレーするだろう」

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