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今後は喜びをためらう!?小林悠のゴールは2度幻…VARの“餌食”に

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[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 名古屋2-2(合計2-4)川崎F パロ瑞穂]

 ルヴァンカップのプライムステージより本格導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)がこの試合でも効果を発揮した。

 前半11分、川崎FがMF阿部浩之のスルーパスにFW小林悠が反応。ゴールネットを揺らすと、一旦はゴール判定がされた。

 しかし松尾一主審は耳に指をあててVARに確認。得点から15秒ほど前のプレーで、小林悠がオフサイド。この時のプレーがVARによってオフサイドと指摘されたとみられ、確認後にゴールが取り消された。

 これによりゴールを取り消された小林は「その時点で止めてほしいですけどね」と首をかしげる。ただ小林本人はゴール直前の阿部からのパスを受けた場面も怪しかったと感じていたようで、「上がんなかったから喜んじゃいました。落ち込むというより恥ずかしい。次からは喜ぶのをためらったほうがいいかな」と苦笑いを浮かべながら振り返った。

 そして前半39分にも自陣からのロングパスでセンターライン付近から抜け出した小林がエリア内まで侵入。ゴールネットを揺らしたが、かなり長い距離を走らされていた。これについても「長い距離を走らされてオフサイドを取られたらきついですよね」とチクリ。「ルール上しょうがないですけど、慣れていかないとなと思います」と無理やり納得させていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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