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泥んこピッチ脱出成功…森保Jが急きょミャンマー戦会場で調整「昨日よりだいぶ良い」

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トゥウンナ・スタジアムで調整した日本代表

 10日にカタールW杯アジア2次予選・ミャンマー戦を控える日本代表は8日、ヤンゴンのトゥウンナ・スタジアムでトレーニングを行った。通常は試合前日の公式練習のみ試合と同じ会場で行われるが、この日は場所が急きょ変更。選手たちは試合までの2日間にわたり、本番のピッチを経験できることになった。

 トレーニングは冒頭約15分間が報道陣に公開され、23人全員が参加。選手たちは公開部分で、ランニングやストレッチ、ボール回しなどのメニューをこなした。夕方になっても蒸し暑さが残る気候の中、途中からは雨も降り始めたが、約1時間半にわたって汗を流した。

 当初予定されていた練習場所は、前日にも使っていた隣接のピッチ。スコールの影響でぬかるんだ状態は続くとみられたが、会場変更により使用を避けられた。MF柴崎岳(デポルティボ)は「昨日よりはだいぶ良いと思うし、プレーできる状態だった」と会場変更を前向きに受け止めた。

 またDF冨安健洋(ボローニャ)も「昨日のピッチよりは全然良い。アジアのピッチという感じ」と試合会場の芝生を絶妙に表現。一方、日本のプレーコンセプトである後方からのビルドアップは「判断の一つとして省くことも必要になってくると思う」とすでに対策を意識しつつあるようだ。

 日本代表は9日、ヤンゴン市内で森保一監督が公式会見を行った後、ミャンマー戦が行われるトゥウンナ・スタジアムで前日練習を実施。試合会場で最終調整を行い、翌10日に控えるカタールW杯アジア2次予選の初陣に備える。ミャンマー戦は日本時間午後9時20分にキックオフする。

(取材・文 竹内達也)
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