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DF瀬古歩夢、U-22代表初招集で「五輪への思いが強まった」

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U-22日本代表DF瀬古歩夢(C大阪)

 すんなりとチームに馴染んだようだ。U-22日本代表に初招集されたチーム最年少のDF瀬古歩夢(C大坂)は、「いろんな人とコミュニケーションが取れ、プレーの特長も分かってきたので非常に良かった」と充実した時間を過ごしている。

 今年5月から6月にかけてポーランドで行われたU-20W杯に臨むU-20日本代表メンバーに選出されると、3試合に先発出場してチームの決勝トーナメント進出に貢献した。

「同じ年代の世界のトップの選手とやれたことは非常に良い経験になったし、その中で自分もやれる自信がついたことで、今のJリーグにもつながっている」

 貴重な経験を積んで成長へとつなげると、帰国後のC大阪では第17節から先発出場を増やし、第25節川崎F戦でJ1初ゴールを記録するなど、勢いに乗ってU-22日本代表に合流した。

 6日のU-22メキシコ代表との親善試合では出場機会が訪れなかったが、4日に行われたセラヤFCとの練習試合(25分ハーフ)では前半の25分間に出場。「最初は戸惑いもあったけど、3バックを組んだマコくん(DF岡崎慎)なんかは動きをしっかり教えてくれたので、チームコンセプトは徐々につかんできている」と手応えも得たようだ。

 明日にはU-22アメリカ代表戦を迎える。「この年代に選ばれて五輪に出たい思いが強まった」という東京五輪まで続くサバイバルレースに参戦し続けるためにも、ピッチに立つ機会があれば「縦パスや攻撃の起点となるパスを入れていきたいし、守備の部分ではラインコントロールやスライドの部分をしっかりとやり、積極的なプレーを見せたい」と自らをアピールしようと燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)

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