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「次のホンダは誰?」5年前の本田圭佑のプレーに再び脚光

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過去にミランでプレーしたMF本田圭佑

 2014年冬から3年半にわたってミランでプレーしたMF本田圭佑について、ミラン情報サイト『Milan News』が9日に特集を組んで5年前のプレーを振り返った。

 本田は2014年1月にCSKAモスクワとの契約を終えるとミランに移籍し、パチューカに加入した2017年夏まで3年半にわたってミラノでプレー。中でも2014年10月のベローナ戦でのドッピエッタ(1試合2得点)は注目を集めた。ミランが代表戦による中断明けとなる15日にベローナと対戦するにあたり、「ミラン…次は誰がホンダに続く?」との見出しで特集が組まれ、かつての日本人MFの活躍を振り返っている。

■ベローナで勝利から遠のくミラン

 時は2014年10月19日に遡る。ミランはこの日、10月の代表戦明けでベローナと対戦した。本田は中断前の最後の試合となった同じくベローナに拠点を置くキエーボとの試合においても1ゴールを記録。2-0での勝利に貢献したばかりであり、「(スタディオ・マルカントニオ)ベンテゴーディでの対決において、まさかケイスケ・ホンダが主役になるとは誰が想像しただろうか。ところがまさにこのような結果になった」と綴り、本田が予想外の活躍でミランを勝利に導いたことを振り返った。

「ロッソネーリは(ラファエウ)マルケスのOGと日本人選手の“1点目”で前半を2-0とリードして終えた。“1点目”と呼んだのは、ホンダがこの日、ベローナのピッチにおいて、ミラン時代で唯一となるドッピエッタを記録したからだ。ミランの3点目となるケイスケの2ゴール目は、後半開始から15分足らずで生まれた」

「今でもベローナではあのときの、特に2点目の後の日本人解説者による長く大きな叫び声が記憶に残っている」

 フィリッポ・インザーギ率いるミランはその後、不調に陥ってリーグ戦を10位で終えたが、『Milan News』は「ベローナのピッチにおけるホンダのドッピエッタは、ミランにとって重要な基準となった」と指摘。「以降、ミランはベンテゴーディにおいてベローナに勝利できていない」とも綴り、今年こそベローナでミランに勝利をもたらす“新たな本田”が現れることを期待した。

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