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開始34秒で失点…イングランド、格下コソボに5発勝利も守備に不安残す

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イングランドが5発

[9.10 EURO予選 イングランド5-3コソボ]

 イングランド代表は10日、EURO2020予選でコソボ代表をホームに迎え、5-3で打ち合いを制した。

 2009年10月にウクライナに0-1で敗れて以降、EUROおよびワールドカップの予選で33勝9分と無敗のイングランド。開始わずか34秒でMFバロン・ベリシャに先制点を許してしまうが、8分に右CKからDFハリー・マグワイアが中央へ折り返したボールをFWラヒーム・スターリングが頭で合わせ、早々に同点に追いついた。

 これで勢いづくイングランドは前半19分、スターリングのパスを受けたPA左に進入したFWハリー・ケインが左足シュートを沈め、2-1と逆転。38分、DFメルギム・ボイボダのオウンゴールでリードを広げると、44分にはPA右でスターリングのパスを受けたFWジェイドン・サンチョが右足でゴールネットを揺らし、リードを広げた。

 さらにイングランドは前半アディショナルタイム1分、左サイドを抜け出したスターリングがPA左に進入し、飛び出したGKの頭上をつくチップキックでラストパスを送り、サンチョが押し込んで5-1で前半を終えた。

 だが、後半はコソボの反撃を受けてしまう。4分、PA中央でフリーとなっていたベリシャに右足シュートを決められると、8分にはマグワイアがPKを献上。これをFWベダト・ムリキが決め、5-3とリードは2点差に縮まった。18分にはMFロス・バークリーがPKを獲得し、ケインがキッカーを務めたが、GKアロ・ムリッチにストップされた。

 それでもリードを守り抜いたイングランドが5-3で勝利。英『BBC』は「ガレス・サウスゲート監督にとって懸念の夜となった」と3失点を喫した守備面での不安を指摘した。

 なお、最新FIFAランキングではイングランドが4位、コソボは120位となっている。

【A組順位表】
1.イングランド(12)+15
2.チェコ(9)+1
3.コソボ(8)0
4.モンテネグロ(2)-10
5.ブルガリア(2)-6

第6節
9月10日(火)
イングランド 5-3 コソボ
モンテネグロ 0-3 チェコ

第7節
10月11日(金)
チェコ 27:45 イングランド
モンテネグロ 27:45 ブルガリア


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