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田中亜土夢が決勝弾のC大阪が4連勝!! 阿部退場の浦和は7戦未勝利に…

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[9.13 J1第26節 浦和 1-2 C大阪 埼玉]

 J1は13日に第26節を開催し、埼玉スタジアム2002では11位の浦和レッズ(8勝7分10敗)と6位のセレッソ大阪(12勝4分9敗)が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半2分にDF松田陸が決めてC大阪が先制するも、同15分にFW興梠慎三が決めて浦和が追い付く。しかし同39分にMF田中亜土夢がネットを揺らし、C大阪が2-1の勝利を収めた。

 ここ6戦未勝利(4分2敗)のホーム浦和は8日のルヴァン杯準々決勝第2戦鹿島戦(△2-2)から先発2人を入れ替え、MF阿部勇樹、DF鈴木大輔らを先発起用。一方、3連勝中のアウェーのC大阪は1日の第25節川崎F戦(○2-1)から先発1人を入れ替え、DF木本恭介らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 両チームともに互いの守備を崩し切れずになかなかフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く。前半23分にはMF武藤雄樹が蹴り出したCKのこぼれ球に反応したMF長澤和輝がPA外から狙うが、シュートは枠を捉え切れず。同32分にはDFマテイ・ヨニッチのバックパスがGKキム・ジンヒョンに合わずにあわやオウンゴールという場面があったが、ゴール左にわずかに外れてC大阪は難を逃れた。

 0-0のまま後半を迎えると、開始直後の同2分にC大坂が先制に成功。左サイドを持ち上がったDF丸橋祐介のパスが右サイドまで流れると、大外を駆け上がってきた松田が右足の弾道の低いシュートを突き刺し、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った浦和は同10分に汰木に代えてMF荻原拓也を投入。すると同15分、長澤のパスから左サイドを駆け上がった荻原がPA内まで持ち込んで左足で狙うと、シュートはポストを叩きながらもこぼれ球を興梠が押し込み、浦和が試合を振り出しに戻した。

 同点に追い付かれたC大阪は後半21分にFWブルーノ・メンデスに代えてFW鈴木孝司、同26分にFW柿谷曜一朗に代えて田中をピッチへと送り込み、浦和は同32分に長澤に代えてFW杉本健勇を投入した。同37分にはMF阿部勇樹が2度目の警告を受けて退場になると、興梠に代えてMF柴戸海が送り込まれた。

 すると同39分、松田のパスを受けた田中がPA外から右足のシュートを突き刺し、C大阪が勝ち越しに成功。その後は浦和の反撃をしのいで2-1の勝利を収め、4連勝を飾った。一方、浦和は7試合未勝利と厳しい状況が続いている。

(取材・文 折戸岳彦)
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