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ルーニーは思う…「10年前の英代表をペップが指揮してたら全部勝ってた」

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FWウェイン・ルーニーが代表を振り返る

 元イングランド代表のFWウェイン・ルーニーは、ジョゼップ・グアルディオラ監督が“黄金世代”のイングランド代表を率いていれば、すべてを勝ち取っていたと考えている。12日の『スカイ』が伝えている。

 現在33歳のルーニーはD.C.ユナイテッドで現役を続けている。イングランド代表は2018年に引退。代表では120試合に出場し、6つの主要大会に参加したものの、準々決勝に進むことは一度もなかった。しかし当の本人は自身の能力が劣っていたわけではなく、指揮官に問題があったと考えているようだ。『ウェイン・ルーニー・ポッドキャスト』で次のように話している。

 イングランド代表は今月8日のEURO2020予選・ブルガリア戦で4-0の快勝。さらに11日にはコソボに5-3で勝利を収めた。ルーニーは「イングランド代表が勝っている姿を観るのはワクワクするし、嬉しいね」と率直な感想を述べる。自身が活躍していた頃の代表を思い出すと、「10年前のイングランド代表は世界のサッカーでも最高レベルにあったと言えるんじゃないかな」と胸を張って答えた。

リオ・ファーディナンドジョン・テリーアシュリー・コールスティーブン・ジェラードポール・スコールズフランク・ランパードデイビッド・ベッカム、僕、マイケル・オーウェン。もしグアルディオラがあのチームを率いていたら、僕らはきっとすべてを勝ち取ることができたはずだ。そのことには何の疑いもない」

 ストライカーとしての才能を発揮したルーニーは代表でも53ゴールを記録し、代表のレジェンドでもあるボビー・チャールトン氏より4点も多い。だが、ルーニーはさらなる才能として、現代表エースのFWハリー・ケインを挙げる。既に26ゴールを挙げている26歳に自身の記録を超えるポテンシャルがあると見ている。

「僕はゴールを決めるのが当たり前とは思ったことはない。ゴールを決めるのは好きだけどね。35点まで取ったとき、イングランド代表の記録が近づいていることを感じていた」

「あの記録がボビー・チャールトンのように50年破られないものとは思えない。ハリー・ケインならもしかすると、あと2,3年で記録を破るかもしれない。彼は優れたスコアラーだし、彼のイングランド代表での記録はすばらしいものがある」

「僕が記録を破ったとき、ボビー・チャールトンが僕にゴールデンブーツを渡してくれたときのように、彼(ケイン)にプレゼントするのは光栄なことだし、そう長くはかからないと思う」

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