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「自問自答してしまう」ユーベのブラジル代表SB、サッカーで成功した今も抱く“罪悪感”…サッカー少年に金言も

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ユベントスに所属するブラジル代表DFアレックス・サンドロ

 プロサッカー選手として成功し、派手な私生活で注目を浴びる選手もいれば、プロを目指していた時と変わらない姿勢を持ち続ける選手もいる。2015年からユベントスでプレーするブラジル代表DFアレックス・サンドロは、今でもお金を使うことに抵抗を覚えると明かした。スペイン『アス』が伝えている。

 A・サンドロはアトレチコ・パラナエンセの下部組織で育ち、2008年に17歳でトップチーム昇格を果たした。その後、2010年にサントス、2011年にポルトへ移籍。2015年8月には移籍金2600万ユーロ(約31億円)でユベントスに加入した。ブラジル代表としては2011年11月にデビュー。今夏のコパ・アメリカでは左サイドバックとして4試合に出場し、母国の優勝に貢献している。

 ユーチューブで公開されたブラジル人ジャーナリストによるインタビューで、A・サンドロは自身が謙虚である理由について少年時代にルーツがあると語った。

「アトレチコ・パラナエンセにいた時、僕は15歳で月に100ドル(約1万800円)を稼いでいた。クラブは僕に全てを与えてくれた。家、食べ物、学費…。僕は50ドル(約5400円)を使い、50ドルを貯金した。最初の勝利の後に300ドル(約3万2400円)を取っておき、家の費用として両親にそれを渡した。僕は何でも買うことができたけど、家族を助けなければならなかった」

「僕はサントスからポルトに行った時、とても成熟していた。15歳だったけど、家を出る時は別のメンタリティーを持ち始めるものだ。まだブラジルにいるなら家族の支えを求めることができるけど、1人で別の国にいる。クラブの支援を受けていても、最終的には自分だけなんだ」

「(現在)僕はしばしば家族と一緒に外出し、300ユーロ(約36000円)か400ユーロ(約48000円)を使う。その後、ブラジルではいくらになるのだろうかと自問する。一晩でそんなにお金を使うのは少し気分が悪くなる。そういうことは考えず、人生を楽しむようにとよく言われるけど、僕は他の人を助けることも非常に気持ちがいいんだ。将来的には、子供たちを助けるために自分の街にアカデミーを設立したいと思っている。サッカーだけではなく、勉強もできるようにね」

 先のプランを明かしたA・サンドロは、プロサッカー選手を目指す子供たちに次のようなアドバイスを送っている。

「学校を放棄して勉強をやめてはいけない。ユースにいる良い選手の多くは勉強するのをやめた後、プロになることはない。高等教育を終えていないと、人生はとても難しくなる。もう1つ重要なことは、人を尊敬することだ。僕は優秀な学生ではなかったけど、先生たちを尊敬していた」

 続けて「(ブラジルの)カタンドゥバで僕と一緒に育った多くの子供たちは間違った道に進み、現在は刑務所にいたり、亡くなってさえいる。頭をよくして、いい手本に従う方法を知っておく必要がある。懸命に努力すれば、僕に起こったようなチャンスが訪れるだろう」と自身の経験を踏まえて強調した。

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