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永戸2アシストで仙台が“鬼門”突破!!札幌は5戦ぶり黒星&次節ピンチに…

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仙台DF永戸勝也がCKから勝利につながる2アシスト

[9.14 J1第26節 札幌1-3仙台 札幌厚別]

 J1第26節が14日に行われ、15位ベガルタ仙台は札幌厚別公園競技場で7位北海道コンサドーレ札幌に3-1で勝利した。前半32分にMF松下佳貴のゴールで先制し、後半5分に札幌のMF荒野拓馬に同点弾を献上したが、同8分にDFシマオ・マテ、同40分にFWハモン・ロペスが決めて勝ち越しに成功。過去1分8敗と苦手にしていた同会場で初白星を挙げ、リーグ戦5試合ぶりに勝ち点3を獲得した。

 札幌はGKク・ソンユンも含めたビルドアップで序盤からボールを支配するが、シュートまで持ち込めない時間が続く。逆に仙台からボールを奪われ、ピンチを招くシーンも目立った。

 仙台は前半29分、パスカットからMF道渕諒平が右サイドを持ち上がり、横パスを松下がワンタッチで前に出すと、PA内右のハモン・ロペスが右足でネットを揺らすも、オフサイドの判定。同31分にも高い位置でのボール奪取からハモン・ロペスがPA内中央に進入するが、決め切ることはできない。

 それでも直後の前半32分にチャンスを仕留めた。カウンターからPA内左に持ち込んだハモン・ロペスが左足で低い弾道のシュート。GKク・ソンユンに左手で弾かれるが、こぼれ球を松下が思い切りよく左足で蹴り込んだ。

 松下は第13節・清水戦(3-4)以来のゴールで今季3得点目。ビハインドの札幌は後半開始からDF早坂良太に代えてMF深井一希を投入する。後半3分には荒野がFW長沢駿との接触で頭部を痛めて倒れるが、大事には至らず。すると、その荒野が復帰直後にゴールを奪った。

 チームとして相手を押し込んだ状態からMFチャナティップが後方に落とし、PA手前中央の荒野が右足でミドルシュート。スライディングでブロックに行ったMF富田晋伍に当たってコースが変わり、ゴール右に吸い込まれる。荒野はこれがJ1初得点となった。

 だが、仙台もすぐにリードを奪い返す。後半8分に右CKからDF永戸勝也が左足でクロスを供給。MF宮澤裕樹にマークされたシマオ・マテが戻りながらヘディングシュートを放つと、GKク・ソンユンの右手を弾いてゴール左に決まる。モザンビーク出身DFの今季3点目で2-1と勝ち越した。

 再び追いかける展開となった札幌は攻撃的な布陣でゴールに迫ったが、GKヤクブ・スウォビィクを中心とした相手の守備を崩せず。仙台は後半40分、またしても永戸の右CKから今度はハモン・ロペスが右足でゴール右に押し込み、ダメ押しの3点目を奪取した。ホームの札幌は1-3で5試合ぶりの敗戦。また、MF鈴木武蔵とFWジェイが終盤にそれぞれイエローカードをもらい、次節は累積警告で出場停止となった。

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