beacon

[関東]法政大は流経大に追いつかれてドロー…「しっかりと準備したい」18日天皇杯甲府戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.14 関東大学L第12節 法政大1-1流通経済大 たつのこフィールド]

 法政大は関東大学サッカーの後期リーグ開幕となった第12節で、最下位の流通経済大と1-1で引き分けた。勝ち点1を積み上げるにとどまった法大は順位を一つ落として7位。一方の流経大は最下位を脱出した。

 序盤から流経大の勢いのある攻撃に押し込まれた。特にFW満田誠(2年=広島ユース)とMF村越健太(4年=仙台ユース)の鋭い突破に苦しめられる。それでも無失点で耐え抜くと前半26分、MF森俊貴(4年=栃木ユース)の左クロスをFW佐藤大樹(2年=札幌U-18)が頭で合わせて先制点が決まる。

 しかし後半14分、耐えていた守備陣にミスが出てしまう。DF蓑田広大(2年=青森山田高)のバックパスが狙われ、FW山口大輝(4年=西武台高)にカットされる。ドリブルで運ばれて同点弾を許してしまう。その後、勝ち越し点を奪おうと必死になった法大だが、同25分のCKを合わせたMF大西遼太郎(4年=磐田U-18)の叩きつけたヘッドがクロスバーを叩くなど、ゴールネットを揺らすことは出来なかった。

 18日に法大は天皇杯準々決勝の甲府戦を控える。先週末7日には総理大臣杯の決勝で敗れる悔しい思いをしていたこともあり、白星で弾みをつけたいところだったが、それも叶わなかった。またゲームキャプテンを務めた森が右肩を負傷するアクシデントにも見舞われてしまった。ただ長山一也監督は「まずはしっかりと準備したい」と切り替えを強調。「簡単ではないと思うが、もう一個勝ったら大学生の記録(※Jリーグ発足以降)になると思うので頑張りたい」と大一番に目線を向けていた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第93回関東大学L特集

TOP