天仰ぐ水戸FW小川航基「決められるFWにならないと日の丸は背負えない」
[9.14 J2第32節 千葉2-1水戸 フクアリ]
チャンスに顔を出した。自身のイメージ通りにフィニッシュまで持ち込んだ。しかし、ゴールは生まれなかったことで水戸ホーリーホックFW小川航基は肩を落とした。
北中米遠征を行うU-22日本代表に選出されていた小川は、6日のU-22メキシコ戦、9日のU-22アメリカ戦に出場。しかし、チームに得点は生まれずにメキシコとは0-0のドロー、アメリカには0-2の完封負けを喫し、「チームが点を取れなかった。それはイコールFWの責任。自分の良さを出せた遠征かと言われれば、そうではなかった」と悔しさを味わった。
帰国から4日後で迎えた千葉戦だったが、スターティングメンバ―に名を連ねると、前線で自身の役割をこなす。ハイボールを競り、巧みに体を使ってボールキープして前線で基準点になろうと奮闘。そして、1-1で迎えた前半アディショナルタイムには好機が訪れる。
ボールを運んだMF黒川淳史のスルーパスに反応して、最終ライン裏へ。相手選手が処理し切れなかったボールをPA内で拾うと、GK佐藤優也と対峙。しかし、ニアサイドの上を狙ったシュートは佐藤にはね返されて得点に結び付けることはできなかった。
「イメージどおりだったけど…。相手GKは非常に体が大きくて当たってしまった。ああいう少ないチャンスをしっかり決める技術、メンタルを持たないと。ああいうところを落ち着いて決められるFWにならないと日の丸は背負えない」
U-22日本代表で悔しさを味わい、戻ってきた水戸でもノーゴールに終わったことで、「今回の敗戦は自分の責任だと思う」と唇を噛む。次こそはゴールを――。次戦、岐阜戦に向けて牙を研ぎ続ける。
(取材・文 折戸岳彦)
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帰国から4日後で迎えた千葉戦だったが、スターティングメンバ―に名を連ねると、前線で自身の役割をこなす。ハイボールを競り、巧みに体を使ってボールキープして前線で基準点になろうと奮闘。そして、1-1で迎えた前半アディショナルタイムには好機が訪れる。
ボールを運んだMF黒川淳史のスルーパスに反応して、最終ライン裏へ。相手選手が処理し切れなかったボールをPA内で拾うと、GK佐藤優也と対峙。しかし、ニアサイドの上を狙ったシュートは佐藤にはね返されて得点に結び付けることはできなかった。
「イメージどおりだったけど…。相手GKは非常に体が大きくて当たってしまった。ああいう少ないチャンスをしっかり決める技術、メンタルを持たないと。ああいうところを落ち着いて決められるFWにならないと日の丸は背負えない」
U-22日本代表で悔しさを味わい、戻ってきた水戸でもノーゴールに終わったことで、「今回の敗戦は自分の責任だと思う」と唇を噛む。次こそはゴールを――。次戦、岐阜戦に向けて牙を研ぎ続ける。
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