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相手を寄せつけない屈強ヘッド炸裂!! 鹿島DFブエノ「練習どおりに物事が起きた」

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決勝ゴールを決めた鹿島アントラーズDFブエノ

[9.14 J1第26節 鹿島2-0FC東京 カシマ]

 開始早々の一撃が試合を決めた。鹿島アントラーズDFブエノは前半2分、MFレオ・シルバの右CKを頭で合わせ、今季初ゴールとなる先制点を記録。これが首位チームを破る決勝点となり、「この大一番で取れたのもうれしいし、立ち上がりに取れたことでチームに落ち着きをもたらせたのも非常に良かった」と喜びを語った。

 DF犬飼智也と近い距離で構える中、マークについたのはDF森重真人とDF渡辺剛。互いのセンターバックが激突する密集戦を、自慢のフィジカルで制した。「練習どおりにやったこと。キッカーのボールに対してみんなが合わせてやっているし、練習どおりに物事が起きた」と事前に準備していた形だったという。

 守備でもFWディエゴ・オリヴェイラ、FW永井謙佑の強力2トップを相手に粘り強い対応を続け、最後までゴールを割らせなかった。それでも「僕だけじゃなくDFライン全体で彼らを抑えることができた。完璧には行かず、彼らにチャンスが何度かあったが、無失点で終えられたのは評価できる」と謙虚に振り返った。

 第22節にレギュラーを確保して以降、チームは4勝1分の快進撃。「チームとしてタイトルを目指していて、ここ一番というのは分かっていた。全員で準備して入って、(首位に)近づくことができたので良かった」と現状を語った24歳は「まだ2位なので1位になったわけではない」とこれからの戦いに意気込みを示した。

(取材・文 竹内達也)
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