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北中米帰りの横浜FM遠藤渓太が先制アシスト「言い訳にはしたくない」

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先制点をアシストしたFW遠藤渓太

[9.14 J1第26節 横浜FM3-0広島 ニッパツ]

 時差ボケもなんのその、強行先発の横浜F・マリノスFW遠藤渓太が先制点をアシストした。後半22分、左サイドでボールを持った遠藤は左サイドバックのDFティーラトンに預けてスペースに走り込む。そこに絶妙なリターンパスが通り、ワンタッチでグラウンダーのクロスを入れると、ニアに走り込んだFW仲川輝人が右足で合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

「(ティーラトンから)いいボールが来たので、あとはテルくん(仲川)にいいボールを出せればと思った。中にテルくんしかいなかったし、(中を)見た瞬間、ここしかないと思って出した」。立ち上がりから積極的なプレーを見せた遠藤は前半9分にもMFマルコス・ジュニオールのスルーパスに抜け出し、角度のない位置から思い切りよくシュートを狙った。

 積極性も見えたが、本人は「決められるシーンもあったし、ミスも多かった」と反省する。「言い訳にするつもりはないけど、頭がなかなか動かなかった」。U-22日本代表の一員として北中米遠征に参加した遠藤は6日のメキシコ戦に途中出場し、9日のアメリカ戦には先発。日本、メキシコ、アメリカ、日本という長距離移動で11日早朝に帰国したばかりだった。

「その中でも監督は自分を使ってくれた。それにしっかり応えたかった」。シュート3本を打ち、先制点もアシストして後半33分に交代。コンディションは万全ではなかったが、「それを言い訳にはしたくない。自分以外にもそういう選手はたくさんいる。一つ結果を残せて、それだけかなと思う」と決して納得はしなかった。

(取材・文 西山紘平)

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