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決勝点のネイマール、ホームサポーターの野次に「毎試合アウェーゲームみたい」

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ネイマールはホームサポーターの野次に心を痛めている様子

 パリSGのFWネイマールは、サポーターからのブーイングに対して心痛な思いを口にした。

 今夏、移籍騒動に大きく揺れたネイマールは、パリSGの一員としては5月11日のアンジェ戦を最後に欠場が続いていたが、14日のストラスブール戦で今シーズン初出場を果たす。しかし、パルク・デ・プランスに駆けつけたサポーターは、退団を熱望したブラジル代表FWへ容赦ないブーイングを浴びせ、揶揄するチャントを歌い、父親とともに非難するバナーを掲げる。

 それでも、ネイマールは後半アディショナルタイムにオーバーヘッドからゴールネットを揺らして、1-0の勝利に大きく貢献した。試合後、27歳の同選手は、サポーターの自身に対しての振る舞いについて口を開く。

「ファンの心情を理解している。あのこと(移籍騒動)は彼らにとって簡単に受け入れられるものではなかったと思う。ファンに向けて言うことは特に何もない。キャリアを通じてブーイングには慣れているけど、毎試合アウェイでプレーするみたいだ。とても残念だったけれど、僕は彼らのことを敵視していない」

「僕がこの夏に退団を望んでいたのは周知のことだった。僕もそのように言い続けていた。ただ、この件に関して詳細を言うつもりはない。でも、もう終わったことだ。今、僕はパリSGの選手で、ピッチの上で全力を出したい」

 騒動の末に最終的にパリSG残留が決まったネイマールは、これからも同様の活躍を見せ、サポーターを見返すことができるのだろうか。

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