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横浜FC中村俊輔がボランチでフル出場「倍ぐらいキツい。やりがいがある」

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ボランチでフル出場したMF中村俊輔

[9.15 J2第32節 横浜FC0-0大宮 ニッパツ]

 横浜FCMF中村俊輔が移籍後初のフル出場を果たした。加入後、スタメンは2試合目。8月31日の山形戦は4-2-3-1のトップ下で先発し、この日はボランチの一角でフル出場。「トップ下とかよりは倍ぐらいキツい。でも、チームのために。覚えることが多くてやりがいがある」と率直に語った。

 下平隆宏監督は当初から「中村俊輔はボランチ、トップ下の両方で考えている」と明かしている。この日はMF松井大輔に代えてボランチ起用。「疲労感があった松井大輔か、フレッシュになってだんだん馴染んできている中村俊輔を入れるかで、中村俊輔をチョイスした」と起用の意図を語った。

「90分できるコンディションになったこと、それと、戦術的にボランチであればこの立ち位置といったこともやり取りをする中で理解をしてくれている。自分たちの攻撃の幅も広がるんじゃないかと思ってチョイスした」(下平監督)。そうして上位対決のピッチに立った中村は縦パスを通してFWイバのシュートを導けば、守備でも貢献。ミスもあったが、指揮官は「十分チームにフィットしてやっていける」と信頼を寄せた。

 チームは今節勝利した山形にかわされ、勝ち点1差の3位に後退した。2位山形から6位大宮まで3差内に5チームがひしめく混戦。チームは14試合無敗でラスト10試合を迎えるが、中村は「チームとしても反省点を改善して、少しずつ出来ることが多くなったと思う」と手応えを口にした。

(取材・文 佐藤亜希子)

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