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[MOM2972]東福岡MF向井貴都(1年)_ 2試合連続FK弾!右足で4強導く!

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東福岡高MF向井貴都は2試合連続で直接FKを決めた

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.15 NB CHAMPIONSHIP準々決勝 東福岡高 1-0 山梨学院高 時之栖うさぎ島G]

 武器であるプレースキックが“全国大会”で通用する武器であることを証明している。東福岡高MF向井貴都(1年)は決勝トーナメント1回戦で尚志高から直接FK弾を決め、CKから決勝アシスト。そして、この準々決勝では決勝点となるFKを沈めて見せた。

 0-0の後半24分、東福岡は左中間でFKを獲得。キッカーの向井が右足を振り抜くと、壁の上を越えたボールはそのまま左上に突き刺さった。コースはやや甘かったが、それでもスピードのある見事な一撃。1点を争う攻防戦でチームを勝利へと導いた。

「自分たちのサッカーが上手く出来ていなかった分、厳しい戦いだったんですけれども、そういう時でも点獲って、しっかりと勝てたので、良かったです」

 豊富な運動量と展開力を兼ね備えた実力派ボランチ。ただし、これまでは得点に絡む回数が少なかったという。それだけに「得点にも絡めるし、中盤で自分のキックだったり、そういうところをもっともっと活かして行けたらいいなと思います」。課題改善を目指してきたMFは「newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2019」でそのキック精度で得点と白星をもたらしている。

 平岡道浩コーチから運動量、セカンドボールの回収の部分でも評価された向井は、「引き締め直して、明日は優勝して帰れるようにしたいと思っています」。今後は、よりボールを引き出す部分やトラップからキックまでのスピードなどをレベルアップさせてよりチームに貢献することのできる選手へ。まずは目の前の試合に集中して再び結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)

【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2019

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