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16歳新星に「喜び感じる」バルサ指揮官、メッシ&スアレスの起用は…?

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大黒柱不在の中、バルセロナを支えてきたFWアントワーヌ・グリーズマンとFWアンス・ファティ

 バルセロナエルネスト・バルベルデ監督は16日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第1節の前日会見に出席した。16歳の若さで活躍を続けるFWアンス・ファティにも話が及び、「彼が試合でプレーするのは記録を破るためでなく、チームにとって必要だと考えているからだ」と強調した。

 バルセロナは17日、アウェーでドルトムントと対戦。かつて所属していたFWパコ・アルカセルをはじめ、FWジェイドン・サンチョやMFマルコ・ロイスら能力と実績を兼ね備えた選手たちを擁するドイツのビッグクラブに挑むにあたり、指揮官は「未来の始まりだ。サッカーは常に新たなチャンスがあるから素晴らしい」と意気込む。

 ドルトムント戦にはリーグ前節のバレンシア戦(○5-2)戦で復帰し、途中出場から2得点を挙げたFWルイス・スアレスや、プレシーズンツアーで負傷していたFWリオネル・メッシが満をじして帯同する予定。試合に出る場合はFWアントワーヌ・グリーズマン、A・ファティ、FWカルレス・ペレスのいずれかがベンチに回ることになる。

 バルベルデ監督はスアレスについて「バレンシア戦で重要な一歩を踏み出したので、メンバーに組み込むことができるだろう」と指摘。メッシについては「最後のトレーニングはうまく終えられた。痛みはなくなってきているが、どうなるかは見てみよう」と語るにとどめた。

 一方、リーガ史上最年少での得点記録を達成したA・ファティにも言及。「あまりアドバイスはしていないが、彼とは話をしている。空気感だけは伝えるのがいいとは思うが、起こりうることは全て例外的なことであり、それを想定するほうがいい」と信頼を示し、「われわれは彼に喜びを感じている」と前向きに語っている。

 偉大な2人の欠場により、新たなスター誕生に燃えるバルセロナ。5シーズンぶりの欧州奪還に向け、船出の一戦で指揮官がどのようなメンバーを起用するかにも大きな注目が集まりそうだ。

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