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中島翔哉とポルト指揮官の一件に指導者言及「言われたことを理解したかはわからないが…」

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MF中島翔哉

 ポルトMF中島翔哉とセルジオ・コンセイソン監督について、ポルトガル人指揮官サイラス氏が自身の見解を述べた。ポルトガル『O jogo』が伝えている。

 15日に行われたリーガNOS第5節で、ポルティモネンセと対戦したポルト。前半の内に2ゴールをリードすると、コンセイソン監督は72分に中島を投入する。しかし、自陣での守備の際に軽率な対応が目立ち、2失点に絡んでしまった。ポルトはその後、後半アディショナルタイムにイバン・マルカノが勝ち越し弾を奪い、3-2で競り勝っている。

 2失点目の際にも「ナカ!」と叫んでいたコンセイソン監督だが、試合終了の笛がなると、ピッチ上で中島を一喝。激しいアクションで背番号10に詰め寄る姿が確認されている。会見では「監督はいつだってチームを助けるためにベンチから指示を送っているものだ。だが、それはときに試合を難しくすることもある。おそらくサッカーを愛する方なら、私が何を言いたいか、ご理解いただけるんじゃないかな」と述べると、中島について問われ「これはあくまで私たちが話し合うべき問題だ」と言及を避けていた。

 ポルトガルメディアで大きな話題となっている中島とコンセイソン監督の一件について、ポルトガル出身の指揮官サイラス氏は、自身の見解を述べている。

「我々はみんな、セルジオについて知っている。彼は非常に感情的な人間だが、特別なことはなかったと思う」

「なぜなら、ナカジマは彼が言ったことを理解したかはわからないが、そのアクションによって気づいたに違いないからだ。それは普通のことで、特別なことではない。ナカジマも反応していなかった。セルジオは、チームにもナカジマにもベストを望んでいたのは間違いない」

 ポルトは19日、ヨーロッパリーグでヤング・ボーイズと対戦する。この試合での中島の起用法について、注目が集まりそうだ。

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