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好調神戸、川崎Fを振り切り天皇杯ベスト8進出!! 山口蛍弾など3発

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先制ゴールを挙げたMF山口蛍

[9.18 天皇杯4回戦 神戸3-2川崎F 神戸ユ]

 天皇杯は18日、4回戦を各地で行い、ヴィッセル神戸はホームで川崎フロンターレと対戦し、3-2で競り勝った。神戸は2大会ぶりとなるベスト8進出。川崎Fは0-3から終盤に1点差まで追い上げたが、一歩及ばず、大会から姿を消した。

 4-2-3-1でスタートした川崎Fはアクシデントに見舞われ、前半32分、MF長谷川竜也が負傷交代。FW小林悠を投入して4-2-2に変更し、小林はFWレアンドロ・ダミアンとコンビを組んだ。しかし、システム変更後は流れを失い、空いたスペースを突いた神戸が先手を取った。

 前半38分、右サイドのMF西大伍が相手をかわしてエリア内に侵入し、守備網の間にクロスを通すと、MF山口蛍が右足ダイレクトで先制ゴール。前半アディショナルタイムにもMFセルジ・サンペールが絶妙なスルーパスを出すと、裏に抜け出したMF小川慶治朗がPA内右から折り返し、走り込んだFW古橋亨梧が左足で押し込んだ。

 2点を追う川崎Fは後半開始と同時に交代カードを切り、下田を下げてMF中村憲剛を投入。しかし、次の1点を奪ったのも神戸だった。

 後半18分、カウンターからFW田中順也のパスを受けた小川が左サイドをドリブルで持ち上がり、エリア内に侵入。切り返して相手をかわし、右足シュートでDFとGKの股間を抜いた。技ありゴールで3-0と勝利を決定付けた神戸。しかし、ここから川崎Fが怒涛の追い上げを見せる。

 後半25分、ダミアンの左クロスを中村がワンタッチでつなぎ、小林が左足で突き刺した。後半40分には小林が競ったボールが相手に当たり、こぼれ球に反応した車屋が右足で押し込んだ。1点差に詰め寄ったが、反撃は及ばず。川崎Fは2-3で敗れ、4大会ぶりとなる4回戦敗退。4冠を目指したシーズンはACLに続いて天皇杯も終戦となった。

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