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3年連続で日本勢に敗れた上海上港…中国紙は落胆「日本との戦いに対抗できるのか?」

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浦和が上海上港を下して4強入り

 17日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦で、浦和レッズと中国の上海上港が対戦。2試合合計3-3となったが、浦和がアウェイゴール差で勝り、2年ぶりに4強へ勝ち進んだ。一方で2年ぶりの準決勝行きを逃した上海上港に対して、中国メディアは落胆の色を隠せないようだ。

 上海で行われた第1戦を2-2で引き分けた浦和。ホームでの第2戦は前半、主導権を握ると、エースの興梠慎三のゴールで先制に成功する。後半に入ると1点を返されたが、アウェイゴールのアドバンテージを死守。17年覇者が2年ぶりの準決勝進出を決めた。

 中国紙『新浪体育』は、フッキを出場停止で欠いた上海上港が、3年連続で日本勢に敗れたことを紹介。2017年は準決勝で浦和に敗戦。「歴史的にACLの準決勝に進出したが、そのときも1-2で敗れた。その年に浦和はアジアチャンピオンになった」と振り返り、初優勝のチャンスを逃したことを振り返った。

 また、2018年には再びACLのノックアウトステージに進出したものの「今度は鹿島アントラーズに取って代わられた」と回想。「第1戦に敗れ、第2戦の勝利を無駄にした。その年も結局、鹿島がアジアチャンピオンを獲得した」と続けた。

 そして今季、上海上港はラウンド16で韓国王者の全北現代を退けて準々決勝に進出し、浦和へのリベンジの機会を得たが、同紙は「上海上港は2017年のリベンジを果たすどころか、新たな憎しみを加えてしまった」と落胆の色を隠さなかった。

 中国勢は残すところ、18日に準々決勝第2戦の鹿島戦に臨む広州恒大のみとなった。同紙は「中国勢が日本との戦いに対抗できるのか?」と疑問を投げかけつつ、「現在の観点から、広州恒大は最も有望である」と言及。そのうえで「広州恒大は第2戦で勝利するか、ゴールを決めるだけでディフェンディング・チャンピオンを排除できる」と期待を寄せている。

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