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アジア連覇の夢潰える…前回王者・鹿島、広州恒大にドローもAG差で敗退

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鹿島アントラーズの敗退が決まった

[9.18 ACL準々決勝第2戦 鹿島1-1広州恒大 カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は18日、カシマサッカースタジアムで準々決勝第2戦を行い、前回王者の鹿島アントラーズ広州恒大(中国)と1-1で引き分けた。2戦合計スコアは1-1で並んだが、アウェーゴールの差で敗退が決定。日本勢初のアジア連覇の夢はベスト8で潰えた。

 敵地での第1戦は0-0でドロー。アウェーゴールを得られず、突破のためには勝つしかない鹿島は14日のリーグ前節・FC東京戦(○2-0)から先発4人を入れ替えた。DFチョン・スンヒョン、DF町田浩樹、MF永木亮太、MF名古新太郎が新たに入り、FC東京戦で負傷したMF三竿健斗とMF白崎凌兵はメンバーを外れた。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤は互いに相手の出方を伺い合う展開。それでも前半4分、左サイドを攻め上がったMF土居聖真のクロスにFW伊藤翔が頭で合わせ、鹿島が最初のチャンスをつくる。14分には伊藤と土居の崩しからMFレオ・シルバが強烈なミドルシュートを放ったが、GKゾン・チョンのビッグセーブに阻まれた。

 広州恒大は鹿島の小気味良いパスワークに対応できずにラフプレーを連発し、立て続けにイエローカードを提示される一方、前線のFWアンデルソン・タリスカ、FWエウケソンの単独突破で迫力を見せる。鹿島はDFチョン・スンヒョンとDF犬飼智也が時折危ないシーンをつくりながらも、なんとか水際で対応し続けた。

 鹿島は前半32分、永木のFKを犬飼、チョンが頭でつなぎ、FWセルジーニョがオーバーヘッドで狙うもわずかに枠外。すると40分、カウンターから左CKを得た広州恒大がスコアを動かした。MFフアン・ボーウェンのキックに対し、町田に競り勝ったタリスカが豪快なヘッドでネットを揺らした。

 アウェーゴールを奪われたことにより、2点が必要となった鹿島。それでも後半6分、早々に試合を動かした。敵陣で相手のパスミスを伊藤が奪ってカウンターの先陣を切ると、土居がつないでレオ・シルバが右足ミドルシュート。これがセルジーニョに当たって軌道が変わり、ボールはゴールネットに吸い込まれた。

 セルジーニョはACL通算17試合目で11ゴール目。勢いに乗った鹿島は一方的に攻め込む形となり、セットプレーを中心に多くの見せ場をつくる。しかし、広州恒大の守備陣もあらゆるクロスやスルーパスに必死で体を張って対応し、形勢が入れ替わる重要な1点を許さない。

 鹿島は後半24分、名古に代わってMF相馬勇紀を投入。大卒1年目の相馬はこれがACLデビュー戦となった。さらに27分には伊藤に代わってFW上田綺世も入れ、フレッシュなメンバーで勝ち越しの1点を狙いに行く。すると30分、相馬の折り返しを受けたセルジーニョがクロスバー直撃のミドルシュートを放った。

 鹿島は後半37分、永木を下げてFW山口一真を投入。その後も一方的に攻め続けたが、うまくファウルを誘って時間を使う広州恒大に対し、なかなか決定機をつくりだせない。アディショナルタイム4分、敵陣エリア内に攻め込んだレオ・シルバの決定機も実らずそのまま試合終了。広州恒大が浦和レッズとの準決勝に歩みを進めた。

(取材・文 竹内達也)
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