beacon

ウエスカFW岡崎慎司が初先発! “幻の初ゴール”に決定機多数も…

このエントリーをはてなブックマークに追加
[9.18 スペイン2部第6節 ウエスカ0-1アルバセテ]

 スペイン2部リーグは18日、第6節を各地で行い、FW岡崎慎司所属のウエスカアルバセテに0-1で敗れた。岡崎は4-3-3のセンターフォワードで加入後初先発を果たしたが、多くの決定機は相手GKのビッグセーブにことごとく阻まれ、ノーゴールに終わった。

 岡崎は今夏、レスター・シティからスペイン2部のマラガに加入。しかし、マラガは財政事情により新戦力の補強を禁じられており、急遽ウエスカに加わった。ウエスカ加入後の2試合はベンチスタートからの途中出場が続いていたが、3試合目でついに初先発の機会が訪れた。

 試合は開始15秒、早速アルバセテにビッグチャンス。ペナルティエリアでFWマヌエル・フステルが倒され、いったんプレーは流されたが、すぐさまビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入する。オンフィールドレビューの末にPKが与えられると、前半4分にFWネストル・スサエタが決めて早々と先制に成功した。

 ビハインドを負ったウエスカは前半27分、MFエウゲニ・バルデラマの落としに反応した岡崎が絶妙な胸トラップからボレーシュートを放ったが、しっかり叩きつけたショートバウンドのボールは相手GKがビッグセーブ。40分すぎには、岡崎が立て続けにハードなスライディングを受け、ピッチに転ぶ場面が相次いだ。

 さらに前半アディショナルタイム、敵陣に攻め込んでの波状攻撃から味方がボールを頭でつなぐと、岡崎がゴール前でいち早く反応。華麗なボレーシュートをネットに突き刺し、移籍後初ゴールが決まったかと思われた。しかし、わずかな差でオフサイドポジションにいたとして得点は認められなかった。

 後半はややオープンな展開となり、アルバセテが決定機を迎える場面もあったが、GKアルバロ・フェルナンデスを中心としたウエスカ守備陣は冷静に応対。ウエスカもゴールポスト直撃のシュートがあり、直後の13分には後方からのフィードに反応した岡崎のループシュートが相手GKに再び阻まれた。

 後半39分にも右サイドからのクロスに岡崎が反応したが、ドンピシャのヘディングシュートはまたも相手GKがビッグセーブ。最後まで攻め続けたウエスカだったが、そのまま試合を終え、2試合ぶりの敗戦を喫した。

●海外組ガイド
●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●久保建英の試合はDAZNで!!いまなら初月無料!!

TOP