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CL黒星スタートに不満のジダン「一番イライラしたのは…」

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敗因を語ったジネディーヌ・ジダン監督

[9.18 欧州CLグループA第1節 パリSG 3-0 R・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループA第1節が18日に開催され、レアル・マドリー(スペイン)は敵地でパリSGの(フランス)と対戦し、0-3の敗北を喫した。ジネディーヌ・ジダン監督は敗因の1つとして「インテンシティ」を挙げている。スペイン『マルカ』が試合後のコメントを伝えた。

 2015-16、2016-17、2017-18シーズンに3連覇を果たしたジダン監督の下、2年ぶりの王座奪還を目指すレアル。しかし、グループリーグ初戦で出鼻をくじかれてしまった。

 前半14分と同33分に元レアルのFWアンヘル・ディ・マリアに2ゴールを献上すると、後半アディショナルタイム1分にはDFトマ・ムニエに3点目を許して万事休す。FWガレス・ベイルやFWカリム・ベンゼマがネットを揺らすシーンもあったが、いずれもノーゴール判定で完封負けとなった。

 ジダン監督は敗戦後、「彼らはあらゆる側面で私たちより上だった。プレー面も、中盤の出来も。中でも一番イライラさせられたのは、インテンシティの面だ」と苛立ちをのぞかせている。

「最初から強く入らなければ、難しい展開になってしまうものだ」

「相手はチャンスを作ることに長けている。それ自体は問題ない。だが、このレベルの大会に必要なインテンシティが、私たちのチームには見られなかった」

「相手がプレスをかけてくることは分かっていた。しかし、私たちは試合でほとんどインパクトを残せず、チャンスも作り出すことができなかった」

「2点は決めたが、それもVARにかき消されてしまった」

 また、指揮官は不調が続くGKティボー・クルトワにも言及している。「私たちはみんな同じボートに乗っている。1人で進んでいるわけじゃない。この敗北は忘れて、次の試合に集中しなければならない。負けた時は、全員を責めるべきだ」と擁護した。

 そして再度、チームとしてのインテンシティについて強調している。「(一番の問題は何かと聞かれて)インテンシティだと思う。ルーズボールになった時、足を出してデュエルに勝てるかどうか。それが勝利に結びつく。私からするとそこに問題がある」と主張した。

 グループA第1節を終え、勝ち点0のレアルは最下位スタート。第2節は10月1日に行われ、ホームで2位タイのクラブ・ブルージュ(ベルギー)と相対する。

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