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EL日本人対決はドロー決着…一発退場誘発の浅野、決定機に顔出すもノーゴール

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FW浅野拓磨(左)とDF菅原由勢

[9.19 EL グループL第1節 パルチザン2-2AZ]

 UEFAヨーロッパリーグリーグ(EL)は19日、グループリーグ第1節を各地で行い、L組ではFW浅野拓磨が所属するパルチザン(セルビア)とDF菅原由勢が所属するAZ(オランダ)が対戦し、2-2で引き分けた。浅野は先発フル出場を果たし、ベンチスタートとなった菅原は前半31分から出場している。

 前半12分に試合が動く。左サイドでボールを受けた浅野が突破を図ったものの、ドリブルが大きくなったところをMFフレドリク・ミトシュに奪われてカウンターを浴びる。ミトシュのロングパスを受けたFWウサマ・イドリッシがFWミーロン・ボードゥにつなぎ、最後はグラウンダーのクロスをFWカルビン・ステングスが蹴り込んでAZが先制に成功した。

 しかし前半27分、ハーフウェーライン付近からMFベブラス・ナチョが送ったパスで最終ライン裏を突いた浅野がPA外でDFヨナス・スベンソンのファウルを誘い、一発退場に追いやってパルチザンが数的優位に立つ。すると同31分にイドリッシに代わって菅原が投入され、スベンソンが抜けた右SBの位置に入った。

 前半36分には浅野に決定機が訪れるも、右サイドのナチョが送ったクロスからフリーで放ったヘディングシュートは枠上に外れてしまう。だが同41分、PA内で仕掛けたFWウマル・サディク・ベスバーがDFスタイン・バイテンスのファウルを誘ってパルチザンがPKを獲得すると、キッカーを務めたナチョがきっちりと沈めて試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま迎えた後半3分にはベスバーのスルーパスから浅野がPA内に走り込むが、シュートはGKマルコ・ビゾートに阻まれてしまう。同16分にはベスバーのシュートのこぼれ球をナチョが蹴り込んでパルチザンが逆転に成功するが、同21分にステングスの浮き球のパスから抜け出したFWミーロン・ボードゥがゴールを陥れ、1人少ないAZが追い付いた。

 その後も数的優位に立つパルチザンが押し込む時間帯が続いたが、粘り強い対応を見せたAZが得点を許さず。2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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