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U-22中国代表監督のヒディンク氏を更迭…「中国滞在10日未満」も一因か

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フース・ヒディンク氏がU-22中国代表の監督を退任

 中国サッカー協会(CFA)はU-22中国代表の監督を務めていたフース・ヒディンク氏(72)を解任した。『新華社通信』をはじめ、中国の複数メディアが伝えている。

 CFAは公式サイト上で、東京五輪アジア予選に向けて「五輪準備リーディング・グループ」を新たに立ち上げ、トレーニングと準備を強化すると発表した。ヒディンク監督の名前に触れない異例の発表方法となったが、同氏は事実上の更迭。元女子中国代表のハオ・ウェイ氏が後任に就任したこともあわせて発表された。

 ヒディンク監督は昨年9月に東京五輪を目指すU-21世代の中国代表監督に就任したが、本大会を前に解任が決定。中国メディアによると、ヒディング氏の仕事に対する姿勢が問題視され、監督就任後もオランダなど欧州を拠点とし、中国滞在期間が10日未満だったことが更迭の一因になったようだ。

 今月8日に武漢で行われたベトナム代表との親善試合に0-2で敗れ、さらに批判が高まっていた。

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