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冨安健洋、地元紙にボローニャ移籍の舞台裏を明かす「長友さんたちと話をして…」

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DF冨安健洋が今夏移籍の舞台裏を明かす

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋について、地元紙『レスト・デル・カルリーノ』が20日、特集を組み、選手のインタビューを伝えている。

 冨安は今夏、ベルギーのシントトロイデンからボローニャに移籍すると、セリエA開幕直後から右サイドバックとして躍動。クラブの8月の月間MVPにも選出されるなど、注目を浴びている。そこでボローニャの地元紙がチームの新たなアイドルにインタビューを行った。

 日本代表DFはまず、ボローニャに加入した理由を明かし、「どのクラブよりも僕を必要としてくれているのが伝わってきたからです。ここなら成長するチャンスをつかむことができると考えました」と述べた。また新天地での目標についても発言。「チームとしてはヨーロッパリーグに出場したいと思っています。個人的には、多く出場することが成長につながるので、できる限り出場していきたいです」と抱負を語った。

 また移籍を決める際には、シントトロイデンの元同僚でユベントスの下部組織出身のDFポル・ガルシアや、インテルで7年間プレーしたDF長友佑都からアドバイスを受けたことを明かした。

「イタリアについては、シントトロイデンで一緒にプレーしていたポル・ガルシアから教わりました。彼は長年にわたってイタリアでプレーしていましたのでね。『セリエAはDFが成長する上で理想的な場所なので、移籍は良い選択だ』と言ってもらえました」

「それからもう1人、日本代表で同僚の長友佑都さんとも話をしました。彼はインテルとチェゼーナでプレーした経験があり、『セリエAは厳しいが、役に立つはずだ』と言われました」

 続いて冨安は、ボローニャで仲の良いチームメートを明かしたほか、最もインパクトが強かった選手を挙げた。

「若手同士なので(19歳のアンドレアス)スコフ(オルセン)と仲が良いです。ですがベテラン選手も常に僕を助けてくれますし、アドバイスをくれます。印象に残った選手を挙げるとすると、(ロベルト)ソリアーノでしょうか。すべてをこなすクオリティがあって、ゴールを狙えるし、チャンスも作れる。さらに中盤に下がってのプレーもできます。彼と(リッカルド)オルソリーニとは、良い意思疎通が図れています」

 最後に20歳のボローニャDFは、22日の強豪ローマとの一戦へ向けて意気込みを語ったほか、前節のブレシア戦(◯4-3)の大逆転劇を振り返った。

「ローマのこの間の試合を見ましたが、本当に強いですね。コンパクトにまとまって組織力で守らなければならないと思います。ブレシア戦の前半は本当に酷かったです。ハーフタイムにシニシャがかなり怒っていて、それが反撃につながりました。僕らチームは家族なので監督のためでした」

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