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マルセイユ酒井宏樹が仏メディアのインタビューで幼少期のアイドルや人種差別について語る

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マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹

 マルセイユの日本代表DF酒井宏樹がフランス『レキップ』のインタビューで、家族や幼少期のアイドル、人種差別等について語った。『Peuple Olympien』が伝えている。

 2012年に海外初挑戦し、その4年後にフランスの名門マルセイユに加入した酒井。以降、チームの主力として指揮官の信頼を勝ち取り、サポーターの人気者として現在4シーズン目を迎える。フランスの地で着実にインパクトを残す同選手はフランスメディアのインタビューに応じ、さまざまな話題について話している。

 育った千葉県柏市や幼少期について話した酒井は、家族、特に父親について「父はサッカーのファンではないです。でも、OMの試合はできる限り見ています。時差があるから、朝早く起きているみたいです」と息子の試合を欠かさずチェックしていると明かした。

 また、野球好きな一面も覗かせ、読売ジャイアンツと千葉ロッテマリーンズのファンであると話した同選手は、幼少期のアイドルについて「ブラジルのロナウドが大好きでした。フィギュアやポスターを持っていました。それに(デイビッド)ベッカムとロナウジーニョも好きでした。あとは、ヒデトシ・ナカタの大ファンでした」と言及し、さらに三浦知良や、漫画『キャプテン翼』に登場する松山光を気に入っていたと語る。

 その他にも、現在日本で開催されているラグビー・ワールドカップの話題やマルセイユでの食生活等について語った酒井は、近年話題に上がる人種差別についても言及。イタリアではロメル・ルカクが被害に遭い、イングランドでも複数の黒人選手がソーシャルメディア上でターゲットにされている。

「日本人ということに何も問題はないし、気にしていません。スタジアムの外では様々なことを耳にしますけど、ジョークと受け止め、笑っています。僕に危害を加える程度のものではないです。“スシ”と呼ばれていますけど、特に問題ありません。人種差別というよりは冷やかし程度のものです。ただ、仮に家族が攻撃されれば、もちろん大きな影響を受けると思います」

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