解任報道が噴出しているレアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督。スペイン『マルカ』が、後任候補として3人の名前を挙げた。

　レアルは18日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループA・第1節でパリSGに0-3と完敗。内容面でも完膚なきまでに叩きのめされており、ジダン監督解任の可能性が連日伝えられている。

　そして、『マルカ』はフロレンティーノ・ペレス会長が目を向けるであろう3人の主要な新指揮官候補者を列挙。下部組織からの引き上げや、フリーの人物を招聘する傾向があるとして推測した。

　1人目に挙がっているのは、以前もレアルを指揮したことがあるジョゼ・モウリーニョ氏だ。昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドを離れて以来、新たなクラブには到着しておらず、レアルというクラブを知っていることもプラスに働くという。

　次に挙がるのが、今夏にユベントス指揮官を退いたマッシミリアーノ・アッレグリ氏。同氏はジダン監督が一度退任していた昨年夏にも候補とされていたが、その時にはユベントスとの契約を尊重することにしたとのこと。「この1年を新シーズンに向けた充電期間とする」と語り、フリーの状態になっているアッレグリ氏が、考えられていたよりも早く現場に復帰することはあるのだろうか。

　そして最後に、カスティージャを率いるラウル・ゴンサレス監督の名も。ラファエル・ベニテス政権後のジダン監督、フレン・ロペテギ政権後のサンティアゴ・ソラーリ監督と、近年はカスティージャの監督が頻繁にトップに引き上げられており、ラウル監督がその前例を踏襲する可能性もあるようだ。現役時代にクラブのアイドルとして活躍としたストライカーは、指揮官としてもサンチャゴ・ベルナベウに光をもたらすことになるのだろうか。

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