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ドイツやクロアチアの降格免除…UEFAがネーションズリーグ新フォーマットを発表

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初代王者のポルトガル代表

 欧州サッカー連盟(UEFA)は、UEFAネーションズリーグのフォーマットの変更を発表した。

 2018年に創設され、ポルトガルが初代王者に輝いたネーションズリーグ。レギュレーションにより、グループ最下位の強豪ドイツをはじめ、クロアチア、ポーランド、アイスランドの4チームはリーグAからリーグBへの降格が決定する。対照的にウクライナ、スウェーデン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、デンマークはリーグAに昇格する予定となっていた。

 そんな中、24日に行われたUEFAの役員会で、ネーションズリーグのフォーマット変更が決定。これまでは、リーグAとリーグBが12チーム、リーグCとリーグDがそれぞれ15チーム、16チームに振り分けられていた。そして、新フォーマットでは、リーグAからリーグCはそれぞれ16チームが4グループに分かれ、リーグDでは7チームが2グループに振り分けられる。

 新しいフォーマットが採用されたことで、降格が決まっていたドイツなど4カ国のリーグA残留が決まり、リーグBから昇格が決まっていた4か国は予定通りリーグAに加わる。

 また、レギュレーションは従来通りで、リーグAの各グループ首位は、ファイナルシリーズに進出。昇格と降格に関しては、リーグAとリーグBの各グループ最下位は下位リーグに降格し、リーグBとリーグCの各グループ4チームは上位リーグに昇格する。また、リーグCに関しては2チームが下位リーグに降格する。

 フォーマット変更の理由について、UEFAは「フレンドリーマッチの減少」、「グループ最終節の同日同時刻キックオフ」、「試合数の増加(138試合から162試合)による、商業的価値の増大」としている。

 なお、2020-21UEFAネーションズリーグは、2020年3月3日に抽選会が行われ、同年9月から11月にかけてグループステージを実施。そして、2021年6月にファイナルシリーズが予定されている。

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