セリエAは25日に第5節2日目を行った。首位インテルはホームでラツィオと対戦し、1-0で勝利。リーグ唯一の全勝を継続させている。

　インテルは前半23分、5シーズンぶりに復帰したDFクリスティアーノ・ビラーギが左サイドから右足でクロス。ファーサイドのDFダニーロ・ダンブロージオが頭で合わせて先制に成功する。直後にはラツィオのMFホアキン・コレアにゴールを狙われるも、インテルは守護神GKサミル・ハンダノビッチの好セーブで難をしのぐ。同35分にもPA内のコレアにインテル守備陣の間をかいくぐってシュートを打たれるが、またしてもハンダノビッチのスーパーセーブでピンチを守り切った。

　インテルは前半終了間際にもラツィオのDFバストスにPA内からシュートを打たれるも、やはりハンダノビッチは好反応でボールをキャッチ。今節でインテルでの公式戦300試合を達成した35歳の守護神は衰えを見せることなく、インテルのゴールを固く閉じてみせた。

　後半は互いにゴールに迫るもスコアは動かず。インテルが確実な“ウノゼロ”勝利を達成し、開幕5連勝を成し遂げた。今季の優勝争いを演じるであろうユベントスは4勝1分、ナポリはカリアリに敗れて3勝2敗とすでに全勝はストップ。終盤に失速しがちなインテルだが、今季の勢いは本物なのかもしれない。

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