バルセロナに所属するFWリオネル・メッシ(32)が、チームメイトのFWアンス・ファティ(16)について語った。クラブ公式サイトが伝えた。

　フベニールA(U-19)所属のファティは、メッシらの負傷離脱を受けて、トップチームの練習に参加すると、先月25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節ベティス戦でクラブ史上2番目に若さ(16歳298日)でトップチームデビュー。同31日の第3節オサスナ戦では、クラブ史上最年少(16歳304日)で初ゴールを挙げるなど、記録を更新し続けている。

　『ザ・ベスト・FIFAフットボールアワード2019』に出席し、年間最優秀選手賞を受賞したメッシは、ファティについて「彼を気に入っているし、助けてあげたい。素晴らしい選手で成功するのに必要なものを備えている。でも、僕の目を通して見ると、僕が始めた時のように、少しずつ、参加していって欲しいと思う。彼はまだ16歳だということを頭にとどめておくべきだ」と持論を展開した。

「ロナウジーニョ、それからライカールトも、すごく僕のことを助けてくれた。実際、チーム全体が彼のやり方で作られていた。特に、僕を何試合か出場させなかったライカールトに、僕は怒っていたけれど、今、年を重ねた僕は、それを理解できるし、そのことに感謝している。何度か、その話をしたことがあるけれど」

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