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東京五輪予選で“死の組”…韓国紙「日本が4位以内に入らなければ…」

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U-20W杯でMVPに輝いた18歳MFイ・カンイン

 アジアサッカー連盟(AFC)は26日、東京オリンピックのアジア最終予選を兼ねたAFC U-23選手権タイ2020の組み合わせ抽選会を行った。韓国はウズベキスタン、中国、イランと同じC組に決定。韓国『朝鮮日報』はこの結果を受け、「韓国、東京への道でイラン、中国、ウズベキスタンとの“死の組”」と報じている。

 最新FIFAランキングでは、韓国はアジア最上位の23位イランに次ぐ37位。中国は68位、ウズベキスタンは88位となっている。また、U-23世代の対戦成績はイランに5勝1分2敗、中国に10勝4分1敗、ウズベキスタンに8勝1分1敗と圧倒。しかし、同紙は年代別の大会ではこうしたデータは参考になりにくいと指摘し、「相手は手強い」と警戒感を示した。実際に前回大会のAFC U-23選手権2018では最終的に優勝したウズベキスタンと準決勝で対戦し、延長戦の末に1-4で大敗している。

 韓国は1988年のソウル五輪から2016年のリオデジャネイロ五輪まで8回連続で本大会に出場中。最高成績は2012年のロンドン五輪で獲得した銅メダルとなっている。

 16か国が参加する今回の予選で得られる出場権は、開催国の日本を除いて3枠だ。日本が準決勝に進出した場合、他の3チームが出場権を獲得するため、3位決定戦は行われない。同紙は「韓国が東京に行くには、少なくとも3位もしくは4位以内に入る必要がある。日本がベスト4に上がらなければ3位以内、日本が4強に上がった場合は4位以内に入らなければならない」と伝えた。

 韓国『ヨンハプ・ニュース』によると、キム・ハクボム監督は組み合わせ抽選の結果について「本大会に出場するチームは全てそれぞれの強みがあり、油断できる相手はいない。残りの期間をうまく活用し、準備を整えたい」と気を引き締めている。

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