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マンUからゴール奪った3部所属の16歳! ユーモアと文武両道っぷりに全英が注目

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マンチェスター・U戦でゴールを決めたDFルーク・マシソン

 カラバオカップ3回戦でマンチェスター・ユナイテッドを相手に善戦を演じたロッチデールだが、唯一のゴールを挙げたDFルーク・マシソンは16歳だった。同選手にはナイトゲームを終えた後の会見で「水曜日は学校があるんじゃない?」などの質問も向けられたが、ユーモアあふれる返答の数々が現地で大きな話題となっている。

 イングランドのリーグ・ワン(3部相当)に所属するロッチデールは25日、カラバオ杯3回戦でマンチェスター・Uと対戦。後半23分、FWメイソン・グリーンウッドにゴールを決められて先制を許したが、31分にL・マシソンのゴールで同点に追いつくと、そのまま相手の猛攻を耐え切り、PK戦にまでもつれ込む奮戦を見せた。

 そこで注目を集めたのが2002年生まれのL・マシソンだ。17歳の誕生日を1か月後に控える同選手は、わずか1か月前に受験を乗り越えてきたばかりの現役高校生。イギリス『BBC』によれば「今日も学校に行ってきたし、明日も行かないといけない。休みがあるときに埋め合わせをしないといけないんだ」と大忙しの毎日を送っているという。

 15歳でトップチームデビューを果たし、プレミアリーグのクラブから関心が寄せられるなど、サッカーの実力は折り紙付き。それでも「勉強が大好き」と文武両道に意欲を燃やす。マンチェスター・U戦の翌日には「心理学のテスト」が控えているといい、「待ちきれないね。今夜は寝られない」と話し、報道陣を笑わせる一幕もあった。

 またその生活を当面の間、やめるつもりはない。「サッカーは保証ではない。何が起きるかは誰にも分からない。世界で最高の選手にだってなれると思うし、なんだって可能だ。ただ、万が一の場合のバックアップの計画は欲しいね」と自身のキャリアをしっかりと見据えているようだ。

 また、対戦相手のマンチェスター・Uについて「僕の素晴らしく最高な友達のほとんどはユナイテッドのファンだよ。だから怖くてまだ携帯電話の電源を入れられてないんだ」という冗談も。なお、L・マシソンは「父がノリッジ出身で、一生ノリッジに捧げるべく育ててくれた」という理由で「ノリッジファンだ」と明かしている。

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