マンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘアは、オーレ・グンナー・スールシャール監督のために“死ぬまで戦う”と主張した。

　昨シーズン途中から就任したスールシャール監督の下、ユナイテッドは立て直しに成功したかに思われたが、3月以降に急失速して6位と低迷。今シーズンもここまでリーグ戦で2勝を挙げたのみと、なかなか波に乗れない状況が続く。この低調な戦いを受け、クラブの英雄でもある同指揮官の立場が危うくなっている。

　この状況が好転しなければ、昨年12月にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任してから1年もたたないうちに再び監督交代に踏み切る可能性も浮上。しかし、守護神のデ・ヘアは、スールシャール監督とともに戦い続けると『DAZN』のインタビューで誓った。

「彼は僕たち家族の一員だ。選手としても長年在籍し、このクラブのことをよく知っている。それに、最も重要なこととして、チーム全体が彼を支持している。僕たちは彼のために死ぬまで戦うつもりだ。彼はとても良いコーチで、最後まで彼とともに戦う」

これまで幾度となく退団の噂が浮上するも、2011年に加入してから今シーズンで9年目になるデ・ヘアは、オールド・トラッフォードを代表する選手としてプレーできる喜びを語った。

「特別なクラブで、イングランドで最も大きい。このことは僕に大きなプライドとともに、何年間もこのクラブでプレーしている喜びを与えてくれる。ファンもとても最高だ。僕たちはここ数年苦しんでいるけれど、これからのシーズンで大きなことを成し遂げられると願っている」

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