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新潟がホームで上位撃破! 自動昇格圏への浮上逃した水戸は次節“エース”出場停止に

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2ゴールを挙げた新潟FWレオナルド

[9.28 J2第34節 新潟3-0水戸 デンカS]

 J2第34節が28日に開催され、13位アルビレックス新潟はホームで4位水戸ホーリーホックを3-0で下した。前半4分にMFシルビーニョ、後半アディショナルタイム3分と同5分にFWレオナルドがそれぞれゴール。3試合ぶりの白星を手にし、5戦無敗(2勝3分)となった。

 前節終了時点で自動昇格圏内の2位山形と勝ち点1差の4位につけていた水戸。昨年に続いて条件付きでJ1ライセンスを取得し、クラブ史上初のJ1昇格も現実味を帯びてきている中、開始早々に出鼻をくじかれた。

 前半4分、ドリブルでPA内左に進入したDF堀米悠斗がキープからヒールパスを出すと、シルビーニョが右足でダイレクトシュート。意表を突く緩い弾道のボールがゴール右に吸い込まれ、シルビーニョの今季2点目で新潟が先制に成功した。

 水戸は出足の鋭いプレスから反撃を試みる。前半14分にMF白井永地がゴール左隅を狙ったコントロールショットを放つも、わずかに枠外へ。1分後にはDF岸田翔平の折り返しからMF黒川淳史が右足で押し込もうとするが、GK大谷幸輝にブロックされる。続けて同40分、黒川と2トップを組むFW小川航基が右足でミドルシュート。しかし、ここもGK大谷がファインセーブを見せてゴールを許さなかった。

 リードして前半を終えた新潟は、後半4分に追加点のチャンス。MFフランシスの落としからシルビーニョが放ったシュートが右ポストに当たり、跳ね返りに滑り込んだフランシスが右足で狙う。GK大谷のシュートストップに遭い、混戦からフランシスがこぼれ球に詰め寄るが、またしてもGK大谷に体を張って阻まれた。

 後半14分には水戸のMF前寛之が左足で強烈なミドルシュートを打ち、ゴール前の小川がわずかに触ったボールがGK大谷に止められる。こぼれ球に反応したMF木村祐志が至近距離から右足で蹴り込もうとしたが、目の前の小川に当ててしまった。

 水戸はその後も攻勢を仕掛けるが、ゴールを割れない時間が続く。後半39分にはチームトップの7得点を記録している黒川がイエローカードを受け、累積4枚目で次節の5位大宮戦は出場停止となる。

 さらに後半アディショナルタイム2分、途中出場のMF本間至恩をPA内で倒してPKを献上。これをキッカーのFWレオナルドに決められると、同アディショナルタイム5分にはDF新井直人のクロスからレオナルドに頭で叩き込まれて万事休す。そのまま0-3でタイムアップを迎え、暫定で自動昇格圏内に浮上するチャンスを逃した。

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