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川崎F、3連覇遠のく痛恨の敗戦…イニエスタ復帰の神戸が2発で競り勝つ

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神戸が川崎Fを下した

[9.28 J1第27節 川崎F1-2神戸]

 J1リーグは28日、第27節を各地で行い、川崎フロンターレはホームでヴィッセル神戸と対戦し、1-2で敗れた。18日に行われた天皇杯4回戦と同カードの再戦となったが、リベンジを果たせず、Jリーグ3連覇が遠のく厳しい敗戦となった。

 川崎Fは14日の第26節磐田戦(○2-0)から4人を変更し、DF守田英正、MF田中碧MF中村憲剛、MF家長昭博らが復帰。守田は右サイドバックを担い、DF車屋紳太郎がセンターバックの一角に入った。
 対する神戸は前節の松本戦(○2-1)から先発2人を入れ替え、GK飯倉大樹とMFアンドレス・イニエスタがスタメンに復帰。イニエスタとFWダビド・ビジャは7月20日の第20節横浜FM戦以来、約2か月ぶりの先発共演となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 川崎Fが先にチャンスをつくり、前半10分、前に飛び出したGK飯倉大樹のミスからMF阿部浩之が決定機を迎えたが、飯倉が辛くもシュートを防いだ。前半12分にも決定機を迎え、田中がイニエスタのマークを剥がして持ち上がり、斜めにスルーパス。小林が右足ループで狙ったが、惜しくもクロスバーを越えた。

 神戸はシュートまで持ち込めない時間帯が続いたが、MF酒井高徳とイニエスタが左サイドを崩すなど好機を作り、高速カウンターからチャンスを仕留めた。前半44分、ビジャのスルーパスで右サイドを抜け出したFW古橋亨梧が切れ込み、走り込んだビジャにラストパス。ビジャは左足ダイレクトで豪快にニアを破った。

 ビジャの今季12点目で先制に成功した神戸。1点ビハインドで後半を迎えた川崎Fは後半9分に最初の交代カードを切り、下田を下げてMF脇坂泰斗を投入。攻勢を強めて押し込み、後半16分には守田のパスを受けた家長がPA右手前から左足シュートを打ったが、わずかにゴール左に外れた。

 神戸も交代枠を使い、後半19分、ビジャを下げてFW田中順也を投入。後半20分にはカウンターから決定機をつくり、MFセルジ・サンペールのスルーパスを呼び込んだ古橋が加速してエリア内に侵入。GKとの1対1からシュートを打ったが、これはゴール上へ。それでも、次の1点を奪ったのも神戸だった。

 後半25分、CKの流れから左サイドのイニエスタが絶妙なクロスを入れると、ファーサイドのDFトーマス・フェルマーレンが頭で折り返し、DF大崎玲央が頭で押し込んだ。川崎Fは後半アディショナルタイム1分、カウンターから独走したMF長谷川竜也がGKとの1対1を制し、右足でゴールを陥れた。川崎Fは最後の猛攻をかけたが、反撃は及ばず。神戸はそのまま2-1で逃げ切り、連勝を飾った。


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