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世界陸上100m準決勝、元チェルシー所属選手がサニブラウンと同組に

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チェルシー下部組織出身のアダム・ジェミリ(右)

 28日(日本時間29日未明)にドーハで行われる陸上・世界選手権男子100m準決勝の組み合わせが発表され、同種目で日本歴代1位の記録(9秒97)を持つサニブラウン・ハキームは、9秒81の今季世界最高記録を保持するクリスチャン・コールマン(アメリカ)、そして元チェルシー下部組織所属のアダム・ジェミリ(イギリス)らと同じ1組に入った。

 ジェミリは1993年10月6日生まれの25歳。過去にチェルシーのアカデミーで8年間を過ごし、15歳の時にサッカー選手を断念して陸上選手に転身した。それから3年後、故郷のロンドンで開催された2012年オリンピックに出場。2014年の欧州選手権で200mを制すと、2017年の世界選手権では4x100mリレーで見事に金メダルを獲得した。

 今回の予選がスタートした27日には、古巣のチェルシーがクラブ公式サイト上でジェミリを特集している。

 同選手は「クラブを去るのはとても悲しく、それを受け入れるまでに長い時間がかかりました」と退団した当時を回想。チェルシーでは「食事や栄養、睡眠、勉強、一生懸命トレーニングすること、良い人でいなければならないことなどを学びました」と振り返り、「良い習慣を身につけ、ロールモデルになりました。それは私が自分の陸上生活に取り入れたものです」と明かした。

 そしてチェルシー時代の経験がなければ「私が今日、アスリートになれていたとは思いません」とクラブに感謝を示している。

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