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「ゼロで抑えてこそ…」J1初ゴールが決勝点も神戸DF大崎玲央は失点を反省

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後半25分にJ1初ゴールを決めたDF大崎玲央

[9.28 J1第27節 川崎F1-2神戸 等々力]

 28歳のセンターバックのJ1初ゴールが貴重な追加点となり、結果的には決勝点にもなった。ヴィッセル神戸は1-0の後半25分、左CKのセカンドボールをMFアンドレス・イニエスタが左クロス。ファーサイドのDFトーマス・フェルマーレンが頭で折り返し、中央のDF大崎玲央が体を投げ出しながらヘディングで押し込んだ。

「(フェルマーレンが)折り返してもいいように準備していた。体のどこに当たっても、入れば良かった」。2-0とリードを広げる貴重な追加点。昨年6月に徳島から完全移籍で神戸に加入した大崎にとってはこれが待望のJ1初ゴールで、J2を含めても横浜FC時代の16年6月8日に行われた水戸戦以来、3年ぶりのゴールだった。

「(J1初ゴールは)素直にうれしい。でもこれに満足することなく、これからもチームのために頑張っていければ」。タレントぞろいの外国人選手や元日本代表選手がスタメンの大半を占める中、3バックの中央を任されている。8月以降は4勝2分1敗と調子を上げており、「基本的なこと、やるべきことができている。球際や1対1で負けないこと。そこがベースになっている」と力を込める。

 ただ、2-0の後半アディショナルタイムにカウンターから失点。単純なハイボールに対し、大崎とDFダンクレーがかぶったところからクリアし切れずにボールがこぼれ、MF長谷川竜也にゴールを許した。「(失点を)ゼロで抑え切れないのは課題。ゼロで抑えてこそ、いいゲームだったと言える。そこは反省しないといけない」と自戒を込めて言った。

(取材・文 西山紘平)

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